口腔外科医在籍、
専門性を活かした口腔外科治療

口腔外科(こうくうげか)とは、口の中(口腔)、顎、顔面ならびにその隣接組織に現れる先天性および後天性の疾患を扱う診療科です。
この領域には歯が原因となるものから癌までさまざまな疾患が発生します。また親知らずの抜歯、交通事故やスポーツなどの外傷、顎変形症ならびに唾液腺疾患などの外科的疾患のほかにも、口腔粘膜疾患、神経性疾患、口臭症などの内科的疾患も含まれます。
顎関節症

顎を動かしたときの痛みや関節部の雑音、さらに顎の運動がスムーズでなく、ひっかかったような異常な運動をする、などの症状がみられる症候群をいいます。
顎関節症の原因は?
20歳代と40歳代以降の女性に比較的多くみられる傾向があります。
ほとんどの場合、過度の開口(あくびなど)や、硬いものを咬んだことがきっかけで発症しますが、真の原因は、噛み合わせの異常によって顎関節 (特に関節円板) が傷ついたり、顎の運動に関与する咀嚼 (そしゃく) 筋の連携に支障をきたすことによります。また、背景に精神的ストレスからくる顎関節周囲の異常な緊張が関与していることもあります。
顎関節症の治療法は?
顎関節症の治療は大きく分けると保存療法と外科的療法の2つに分かれます。一般的には保存療法がメインの治療になりますが、保存療法でも改善しない場合に外科的療法を用います。
保存療法
- 消炎鎮痛薬や筋弛緩薬を主にした薬物療法
- 噛み合わせの調整
- 各種のスプリント(コンパクトなマウスピース様のもの) による保存療法
- 筋のマッサージや開口訓練等のリハビリを継続的に行うこと
- 関節円板の位置がずれている時には、徒手的に円板の整位を行い、さらに関節腔洗浄や関節内に液を入れ整位する
外科的療法
保存療法で症状が改善しない場合には、関節鏡視下剥離受動術(かんせつきょうしかはくりじゅどうじゅつ)や外科的に開放術を行うこともあります。また、噛み合わせのずれが大きい場合には、手術を伴った矯正治療が必要となることがあります。
顎変形症
顎変形症とは、顎の発育異常で顔面形態の異常や機能障害を伴うものを顎変形症といいます。生まれつきのもの(先天性)と、生後に生じたもの(後天性)とがあります。
顎変形症の治療法は?
顎変形症の治療は、矯正歯科で歯並びを治すだけでは十分な結果が得られませんので、外科的に矯正する顎矯正手術が必要です。顎変形症の治療には、顎矯正の手術とワイヤー矯正による歯の移動が必要です。
顎矯正手術は、多くの場合、口の中の切開のみなので、顔に傷がつくことはありません。異常のある顎骨を骨切りし、正常な位置まで移動させます。移動後は骨切りした部位をプレートやスクリューなどで固定します。
それに加えて口の中の矯正器具を使って、一定期間、上顎と下顎があまり開かないように抑制するのが一般的です。その後、徐々に口を開ける練習(リハビリ)を行います。あとは歯の位置の微調整をするために術後矯正治療を行います。
よくある質問 Q&A
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- 顎関節症とはどのような病気ですか?
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口を開け閉めするときに「カクカク」「ジャリジャリ」と音がする、顎の関節や周囲の筋肉が痛む、口が大きく開けられない(開口障害)といった症状を伴う病気です。噛み合わせの乱れ、無意識の食いしばりや歯ぎしり、ストレス、頬杖などの生活習慣が重なって起こることが多いとされています。
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- 顎関節がカクカク鳴るだけでも受診したほうが良いですか?
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痛みや口の開けにくさがなく、音(クリック音)が鳴るだけの場合は、すぐに大がかりな治療が必要ないこともあります。ただし、音がだんだん大きくなってきた、あるいは痛みを伴うようになった場合は、症状が進行しているサインですので、早めに精密検査を受けられることをおすすめします。
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- 顎関節症はどのように治療するのですか?
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当院では、主に「スプリント療法(専用のマウスピースの装着)」を行い、顎の関節にかかる負担を軽減して筋肉の緊張を和らげます。症状に応じて、痛みを抑えるお薬の処方、噛み合わせの調整、そして歯ぎしりや姿勢などの生活習慣の改善指導を組み合わせて治療を進めます。
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- 顎関節症は放置しても自然に治りますか?
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軽度の場合は、硬い食べ物を避け、顎を安静にしておくことで自然に痛みが引くこともあります。しかし、痛みが長引いている場合や、口が開かなくなってしまった状態を放置すると、関節の軟骨(関節円板)のズレが戻らなくなり重症化するリスクがあるため、自己判断せず当院に受診ください。
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- 顎変形症とは何ですか?
顎関節症との違いは? -
顎関節症が「顎の関節や周囲の筋肉のトラブル」であるのに対し、顎変形症は「上あごと下あごの骨の大きさや位置に著しいズレ(骨格的なズレ)がある状態」を指します。極端な受け口(下顎前突)や出っ歯(上顎前突)、顔の明らかな非対称などが特徴で、重度の場合は噛み合わせや発音に大きな支障をきたします。
- 顎変形症とは何ですか?
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- 顎変形症の治療には必ず手術が必要ですか?
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骨格的なズレが大きく、通常の歯列矯正だけでは正しい噛み合わせを作ることが難しい場合は、「外科的矯正治療(あごの骨を切って位置を整える手術)」と「歯列矯正」を組み合わせて治療を行うのが一般的です。当院では精密な診断を行い、手術が必要と判断される場合には、適切な専門医療機関や大学病院と連携して治療を進めてまいります。
執筆・監修者

愛宕グリーンヒルズ藤波歯科医院
理事長藤波淳Jun Fujinami
- 所属学会・認定医
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- 医療法人Natural Smile 理事長
- 日本口腔外科学会会員
- 日本顎変形症学会会員
- 日本インプラント学会会員
- Euro Association For Osseointegration member
- デンティスインプラント公認インストラクター
- OJ(Osseointegration Study Club of Japan)常任理事
- USC Ambassador
- その他インプラントメーカーにて多数講演
- メッセージ
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当院では予防を重視し、包括的な治療をご提供しております。
特に患者様からのご要望が多いインプラント治療につきましては、日本でもトップレベルの技術を習得した上で、あらゆる症例に対応できるよう努めており、多くの患者様にご満足いただいております。
お口に関して気になることやお悩みがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。症状の改善に向けて、誠心誠意尽力いたします。